離乳食はどのくらいの量?おやつとかミルクはどうするの?

これまで4回にわたって離乳食のことを書いてきましたが、まだまだ悩んでしまうことがあるママ・パパもいると思います。

今回は、

  1. どのくらいの量食べさせたら良いの?
  2. 離乳食後のミルクはどれくらい飲ませたら良いの?
  3. おやつってどんなものをどのくらい食べさせたら良いの?
  4. 手づかみ食べはさせた方が良いの?
  5. 病気で離乳食を中断したけど、そのまま続けて良いの?

という5つについて書いていきます。

1.どのくらいの量食べさせたら良いの?

離乳食って、硬さや味付けも気になりますが、どれくらい食べさせたら良いのか?も悩みますね。

育児書に段階によっての分量は書いてあるので目安はわかるでしょうが、自分の赤ちゃんにはどのくらいが良いんだろう? そう思うこともあるでしょう。

初めての離乳食はどんなに欲しがっても一口から。これはきちんと守りましょう。これまで母乳やミルクしか飲んでいない赤ちゃんが初めて口にする固形物です。いきなりたくさんあげると体調を崩してしまいます。

また、初めて食べさせる食材も出来れば一口から始めた方が良いでしょう。様子を見て、問題がなければ次もあげて下さい。

離乳食が進んで次の段階に進む度に一度は目安となる分量をはかりではかって、「これくらいか」と把握すると良いですよ。ただ、その分量を食べ切らなくても良いですし、それ以上に食べても問題ありません

目安の分量は食べてほしい所ですが「食べさせないと!」と思いすぎてイライラしたり、無理に口に入れたりすると余計に食べなくなります。大人でも「今日はあまり食欲無いな」という日があるでしょう。赤ちゃんも同じです。離乳食までの時間の過ごし方やミルクの飲み方などでも食べる量は変わってきます。離乳食までの間にいっぱいあそんでおなかを空かせるようにしていきましょうね。

離乳食の時期は特に無理強いせず楽しく食べて、食に興味を持つようにすることを大切にしましょう。

逆に食べすぎじゃないかな?と心配になることもあるでしょう。欲しがるだけあげても良いとはいっても、食べた後で吐くのであれば、それはあげすぎです。吐くこともなくご機嫌で、次の離乳食もしっかり食べられているのであれば大丈夫。

保育園にも、ペロリ!と食べてしまって、他のお友だちの器に手を伸ばす赤ちゃんがよくいます。そんな赤ちゃんもいつかは食べる量が落ち着いてきて、急に定量で満足するようになることがあるんですよ。もちろん、そのままよく食べる子どもになることもありますが。

ただし、「うちの子、これ好きだから」と同じ食品ばかり食べさせるのはやめましょう。以前、保育園にバナナが大好きな子どもがいて、バナナ嫌いなお友だちのまでもらって食べていたら急に全く食べなくなったことがありました。食べすぎるのも嫌いになる原因になるので気を付けましょう。

甘い物や油物、ジャンクフードなんかを大量に食べさせると太る原因になりますが、食事なら多少食べすぎかな?と感じても大丈夫。赤ちゃんの間は太っていても、歩いたり走ったりするようになれば徐々に痩せてくるものです。

2.離乳食後のミルクはどれくらい飲ませたら良いの?

「離乳食後のミルクは飲みたがる分だけあげましょう」と育児書によく書いてありますね。更に中期食くらいまでは栄養はミルクから採っているのでミルクは大事です。でもそれ以降で、離乳食をしっかり食べていれば、ミルクの量は少なくなっていても大丈夫です。「飲みたがるだけ」というのは、少なくても良いってことです。もちろんたくさん飲んでも良いですよ。

ミルクの量が減っている場合は、水分補給だけ気を付けましょう。白湯や麦茶を薄めた物を食事中食後に飲ませましょう。

暑い時期は特に、のどが渇いていて離乳食を食べなくなることがあります。先に飲み物を2~3さじあげてから離乳食をあげると食べることもありますよ。先に飲ませるときは、飲ませすぎると今度はおなかが膨れてしまうので少なめにあげて下さいね。

3.おやつってどんなものをどのくらい食べさせたら良いの?

赤ちゃんのおやつは大人とは違って、補助食という感じです。赤ちゃんは消化器官も小さくて未発達なので一度にたくさん食べられません。だから少しずつ分けて食べる必要があるんです。

とはいえ、3回の離乳食がしっかり食べられていて、離乳食と離乳食の間もぐずらずに待てるのであれば、おやつは無理にあげる必要はありません。お昼から夕食までの間に待てないくらいおなかが空いてぐずる場合は、その間におやつをあげましょう。

市販の赤ちゃん用のおやつは色々種類ありますね。大人でも味見したくなるくらい美味しそうな物が増えました。目安として「何か月頃から」と表示してある物がほとんどなので、それを参考に合ったおやつをあげましょう。

おやつの一例。小分けされていて便利です。これは9か月から食べられます。

分量は多すぎないように。そのせいで夕食が食べられないとか、今までより明らかに食べる量が減ったとかいう場合は、次からおやつの量を減らしましょう。わからなければ、とりあえず自分があげようと思うだけ食べさせてみて下さい。それで食事の量が減ったら、次回のおやつは減らして、いつも通り食べられたら、おやつの量は合っていたということです。

離乳食をあまり食べない場合や、なかなか3回食に出来ない場合は、少ししっかりめのおやつを。おやきとかパンケーキ(もちろんクリーム抜きの味付け控えめ)とかにゅうめんやうどんなど。手軽にパンとか蒸し芋とかでも良いですね。

保育園では結構しっかりめのおやつを食べさせています。保育園ではお迎えが遅かったり、おやつ後も思いっきり外であそんだりすることが多いので、重めのおやつを食べても夕食もしっかり食べている子どもが多いです。

おやつよりも食事が大事だということを忘れず、食事に影響がない程度に食べさせましょう。

また、おやつを泣き止ませる道具にするのはやめましょう。お出かけするときに持って行ってあげるのは良いのですが、普段から泣いたらおやつをあげるという習慣をつけてしまうと、赤ちゃんは「おやつが欲しい=泣こう!」と思うようになってしまいます。今から食事だというのにおやつを食べさせないと泣き止めない・・という事態にもなりかねません。

ご褒美にも使わない方が良いですよ。おやつが無かったら何もやれない子どもになってしまうことも。よく「歩いたらおやつあげる」なんて言っている方がおられます。保育園ではおやつでつらなくても歩けます。ということは、本当は何もあげなくても歩けるんです。一度でもご褒美をあげてしまうとそれがないと歩いてくれなくなりますよ。小さい子どもは褒めるだけで充分ご褒美なんです。おやつの代わりに「がんばったね、偉いね」とギュッと抱きしめてあげるだけで満足なんですよ。

4.手づかみ食べはさせた方が良いの?

手づかみ食べを恐怖に感じるママやパパも多いようですね。周りを汚されてぐちゃぐちゃにされるのを見るとゾッとしてしまうのはわかります。

でもこの手づかみ食べって大事なんですよ。保育園に来る子どもの中には、食事を目の前に置いても「いただきます」しても全く反応しない子どもがいます。「食事は食べさせてもらうもの」と思っているんですね。そういう子どもって、食べさせてもほとんど反応なく、無表情でただ口をもぐもぐさせていることが多いです。

おうちでこんな食べ方をしていたら、作った努力がむなしくなりそう・・と見ながら思っています。やっぱり食事は楽しく美味しく食べたいですよね?子どもが「美味しい!」って食べてくれたら、作るのも楽しくなりそう!

手づかみ食べは、口以外で食材の感触を知ったり、温度を知ったり、更には自分でつかんで食べることで一口の量を知ることにもなりますし、つまんで食べることで手先の器用さにもつながります。この経験があると、スプーンやフォークを使うときもスムーズになります。

どうしても汚されたくない場合は、小さいおにぎりとか揚げ物焼き物などから始めて下さい。慣れてきたら汁ものなどにも挑戦していきましょう。

服も汚されたくなかったら、思い切って下着姿で食べるとか、更にはオムツ一丁もありかも? とある双子のママは、パパが仕事で遅くて手伝ってもらえないからと、お風呂場で手づかみ食べさせていましたよ。食事が終わったらそのままシャワーをするとか・・。ここまで行ったら極端な例ですが、私は個人的に「それだけ手づかみ食べを大事にしていて素敵だな」と思いました。それぞれのおうちに合った方法を見つけて、ストレスなく出来たら良いですね。

手づかみ食べをしているとき、赤ちゃんの手やテーブルや床なんかを見てしまうと悲鳴をあげたくなりますが、顔を見ていたら楽しくなってきますよ。一生懸命食べている表情、ニッコニコで食べる表情を見ていたら「ま、いっか」となるはず。

手づかみ食べをしているときに注意することは、あそび食べに発展しないようにすることです。手づかみして口に運んでいるときは良いのですが、飽きてくちゃくちゃ触るだけになることがあります。更には放り投げたりすることも・・。

そういうときは、さっさと片付けて下さい。手づかみで食べるのと、手づかみであそぶのは違うということをしっかり知らせていきましょう。

5.病気で離乳食を中断したけど、そのまま続けて良いの?

離乳食中、体調を崩してしばらく中断してしまうことがあるかもしれません。そんなときは、中断した所から始めるのではなく、一度、初期食まで戻ってやり直しましょう

例えば、後期食の途中で中断した場合、再開するときはまず初期食の状態に戻して下さい。とはいえ、一か月初期食にする必要はありません。一日初期食にして様子を見て大丈夫なら、次の日は中期食、そして三日目で後期食に戻しましょう。

初期食にするというのは、食材も量も軟らかさも初期食と同じ状態にするということです。

完了食まで進んでいれば、後期食くらいからでも大丈夫ですが、あまり食べさせ過ぎずに少なめ軟らかめにして様子を見てから元に戻しましょうね。

まとめ

離乳食期間中は作る時も食べさせる時も「これで良いのかな?」と気になることがいっぱいあるでしょう。

でも、あまり神経質になりすぎず、目の前にいる赤ちゃんを見て、楽しそうに美味しそうに食べていたら大丈夫! というくらいの気持ちで進めていけば良いですよ。

ママ・パパも赤ちゃんもストレス無く、楽しく進めて行きましょう!

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