離乳食の進め方と注意点

離乳食はどうやって進めれば良いのか、

1.初期食
2.中期食
3.後期食
4.完了食

それぞれの段階への進め方と調理法、注意点などについて書いていきます。
赤ちゃんはもちろん、ママやパパも無理せず進めていきましょう!

1.初期食

ゴックン期と呼ばれる初期段階です。ミルク以外の物を初めて“食べる”ので、赤ちゃんが噛まなくてもゴックンできるくらい軟らかい物からスタートさせましょう。

大体、生後5~6か月頃に始めましょう。遅くとも7か月までには始めておきたいですね。
大人の食べている様子を見て興味を示して、口をモグモグさせていたら良いタイミングです。

硬さは出来るだけ軟らかく。おかゆは10倍がゆ。他の食材もすりつぶしたり裏ごししたりして、なるべく粒の無い状態にしましょう。基本的には液状、ドロドロからサラサラくらいの硬さです。

粒が口に触ることを嫌がる赤ちゃんもいます。特に初めの一口はほぼ液状にしておきましょう。慣れてきたら少しツブツブが残るくらいにすると良いですよ。

量は、おかゆだと30グラムくらい。野菜類は15グラムくらい。あくまでも目安ですから厳密にこの量にする必要はありませんが、気になるようであれば、一度計ってみて何となくの分量を把握しておくと良いですよ。

そして徐々に増やしていきましょう。

まずは、おかゆからスタートさせましょう。一日1さじ。初めはそれ以上はあげずに終わらせましょう。
2~3日あげてみて、もっと欲しがるようであれば少しずつ増やすと良いですよ。
1週間くらいあげて、食べ方や便の様子が大丈夫であれば2品に増やしましょう。まずは野菜を追加させ、次に魚、卵などもあげてみましょう。

卵は黄身だけ使えます。しっかり火を通して下さいね。白身は中期の後半くらいまでは使わないようにしましょう。
魚は鯛やヒラメなどから。

野菜は灰汁の強い物以外なら使えます。イモ類はじゃがいもやさつまいもがつぶしやすくて使いやすくてお勧めです。里芋や山芋などはまだ食べられません。

始めの頃は特に味付けは必要ありません。素材の味のまま食べさせましょう。

赤ちゃんにとって初めてミルク以外の物を口に入れることになるので、嫌がることもあるでしょう。そんなときは無理強いせずに日にちをあけてからあげてみて下さいね。気分が変わって食べることもあります。

また、粉ミルクをお湯で溶いた物や母乳を混ぜると食べることもあります。ミルクがゆとか、野菜をミルクでのばすなど。知っている味がすれば食べるようになるかもしれません。

スプーンの素材が気に入らないこともあるので、金属よりも他の材質の物を使うと食べることがありますよ。

この時期はまだミルクが主な栄養源になるので、食後のミルクは飲みたいだけ飲ませてあげて下さいね。

飲み込むのが上手になってきたら、中期食に向けて水分を減らしていきましょう。水分を減らしても飲み込めるようになったら、2回食へ。きっちり2回というよりも、1回と少しという状態から始めて下さい。

慣れてきたら次は中期食。

2.中期食(7~8か月頃)

中期食になったら、舌でつぶせるくらいの硬さにしましょう。ドロドロよりも、少しつぶがあるみじん切りくらいに。でも出来るだけ軟らかくしてあげて下さいね。

量は、おかゆなら子ども茶碗半分~8分目くらいが目安です。

そして、この時期は色々な食品が使えるようになってくるので、偏食が出ないように色々な味を経験させていきましょう。

味付けもほんの少しできますよ。とはいえ、大人の10分の1くらいにして下さい。出汁の味で食べられるならその方が良いですね。

食べられる食材はたくさんあります。

お米以外に、パスタ(軟らかくゆがいて短く切って)も食べられますし、小麦粉も使えますので、主食もバリエーションが増えますね。

レバーや納豆なども食べられますので、栄養価の高いこれらの食材は嫌いになられる前に食べさせて味に慣れておくと良いですよ。

この時期に、食事のリズムもつけていきましょう。午前と午後に1回ずつ、大体の時間も決めていきましょう。

この時期も食後は欲しいだけミルクをあげて下さいね。

3.後期食(9~11か月頃)

歯茎でつぶせる硬さにしていく時期です。大人と同じように、朝昼晩と3回食にしていきましょう。リズムをつけて下さいね。食後のミルクも減らしていき、離乳食の方を主にしていきます。

味付けにはケチャップやソースなども少しずつ使えます。ただし、今まで通りなるべく薄味にしましょうね。

お肉類や、揚げ物なども食べられるようになりますので、大人の食事からの取り分けもしやすくなります。大人の味付けをする前に取り出して、赤ちゃん用に味付けすると良いですよ。でも揚げ物は控えめに。

量は、おかゆなら子ども茶碗1杯くらいです。

この時期になると、嫌いな物が出てきます。口に入れたとたん、ベッと出すことも。でもまだまだ食べムラのある時期です。今日食べなかったからといって必ずしも嫌いとは限りません。数日空けてまたあげたら食べる場合もあるんですよ。

嫌いだと決めつけてしまわず、改めて挑戦してみて下さいね。味付けが嫌な場合もありますので、調味料を変えたり、煮物がダメなら炒めてみるとか、煮方や切り方を変えてみるとか、変化をつけてみるのも良いですよ。

後半になると、自分で食べようと手を出してくる赤ちゃんもいます。そういうときは、赤ちゃんの気持ちを大切にして、持ちやすい物をあげてみてください。例えば、スティック状に切った野菜とか、おやきのような物とか、揚げ物でも小さく切った物を手渡したら食べようとしますよ。

ベタベタにされてしまうからやらせたくないと思うこともあるでしょうが、小さい手で一生懸命口に運ぶ姿はとっても可愛いですよ。時間に余裕があるときだけでもさせてあげてみては?

4.完了食(1歳頃~)

幼児食へ移行する時期です。でも、味付けは今まで通り出来るだけ薄くすることは心掛けましょう。そして、揚げ物も控えめに。まだ小さい子どもにとって油物が続くのは負担になります。

これまで以上に大人からの取り分けがしやすくなって、ママやパパも楽になるでしょう。取り分けしていくためには、大人もバランスの取れた食事をしないといけないので、食生活を見直すいいチャンスかもしれませんよ。

子どもによって、食べる量に差が出てくる時期です。まだ一度にたくさん食べられないので、小食な子どもの場合は、しっかりとしたおやつを2回くらいあげて下さい。例えば、パン、にゅうめんやうどん、焼きそばやお好み焼き、ホットケーキなど。

逆にたくさん食べている子どもの場合は、控えめに。でも2回くらいおやつをあげましょう。例えばビスケット、ボーロ、赤ちゃんせんべいなど。

コップやスプーンなどの練習も始めましょう。コップには、しばらくはミルクを入れて練習すると良いですよ。少しずつ牛乳を足していって、最終的には牛乳を温めてあげましょう。

スプーンは始めはほとんど使えません。持たせてもらったら絶対に離さない!という子どもも多いですが手伝わないと食べられないので、子ども用以外にママやパパが手伝うためのスプーンも用意しましょう。

大抵は、右手にスプーンを持って、左手で手づかみして食べます。食べ始めのときに、手を添えてスプーンで食べる方法を教えてあげて下さい。ずっと手を添えていたら子どもも不自由さを感じてイライラし始めるので、何口か手を添えて食べる練習をしたら、後は自由に食べさせてあげて下さい。

何か月かはかなりこぼすので、エプロンをして、床にはシートを敷きましょう。シートを拭くのが面倒な場合は、新聞紙を広げておいて捨ててしまうのも良いかも。

この時期に、汚れてもしっかり自分で食べるようにしておくと、子ども自身が自分の一口の大きさを把握できて、詰まらせたり吐き出したりすることも無くなります。そして、すぐにこぼさず上手に食べられるようになりますよ。

自分で食べてくれるようになると、ママやパパも自分の食事がゆっくり出来て良いですよね。

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