ママやパパは赤ちゃんとどう遊ぶ?月齢別

これまで、赤ちゃんの身体の発達と心や頭の発達について書いてきました。では、発達して成長していく赤ちゃんに、ママやパパはどうやって関わったら良いのでしょうか?

保育を勉強している学生でも、赤ちゃんクラスの実習中、赤ちゃんを前に立ち尽くすことも多いんですよ。赤ちゃんがいてもどうしたら良いかわからないんです。赤ちゃんって反応が無いから困るようですね。

ここでは、月齢、発達段階に合わせて、どうやって関わったら良い刺激になるのか?どんなあそびを好むのか?を書いていきます。

3か月

赤ちゃんとママ、パパの関係が密になる時期です。そして、赤ちゃんの視線が合うようになってくるので、抱っこして視線を合わせ、ゆっくり話しかけましょう。

ゆったりユラユラと揺らすのも喜びますよ。

寝ころんで過ごす時期ですが、一緒に寝ころんで視線を合わせるのも良いですね。名前をいっぱい呼んで、手足をさすってあげるとリラックスできます。

昔は「抱き癖」なんて言って、抱っこしすぎるのは良くないといわれることもありましたが、この時期は気にせず、いっぱい抱っこしてあげて下さいね。いつでも抱っこしてもらえるとわかったら、ぐずることも少なくなりますよ。

4か月

聞き覚えのある声に反応するようになる時期です。この時期から目の前で顔を隠して「いないいないばあ」とやると喜ぶようになります。

まだまだ仰向けで過ごす時間が多いので、モビールやメリーなんかが良い刺激になります。

手足を活発に動かすようになるので、赤ちゃんが自由に動けるように服装や寝かせる場所など気を付けてあげましょう。

ガラガラなどのおもちゃをつかむようにもなります。これも良い刺激になるので、ぜひ用意してあげて下さい。軽くてきれいな音が出る物が良いですよ。

この時期も、目を見て話しかけたり、くすぐったりすると喜びます。

そして、この時期から次に何をするのか話しかけるようにすると良いですよ。例えば「オムツかえようね」とか「おっぱい飲もうね」など。いきなり抱っこしたり寝ころばせたりするのではなく、「抱っこしようか」とか「ゴロンしようね」など言ってから動かすようにしましょう。

まだ言葉はわかりませんが、それを繰り返すことで、一日の流れが少しずつわかるようになりますし、次に何をするのかわかるようになっていきます。

5か月

ずっと一緒に過ごしてきたママやパパのことが大好きになってくる時期です。顔をコソコソ触るのも喜ぶようになりますよ。顔を触って笑ってくれるのは大好きな相手の時だけです。

身体をくすぐったり、顔を触ったり、いっぱいスキンシップをしてあげて下さいね。そのときには、名前を呼んだりいっぱい話しかけましょう。歌もいっぱい歌ってあげて下さいね。「童謡ってあまり知らないな~」という方、別に童謡である必要はありません。優しい声で歌っていれば何でもオッケーです。私もそのときの気分で即興の歌を歌うことが多いですよ。歌う人が楽しいと思っていれば良いんです。

ママやパパの声や笑顔、そして手指の感覚が赤ちゃんには大きな喜びになるんですよ。

そろそろ寝返りもし始める時期。うつぶせになっているときは、手を伸ばしたら届く位置におもちゃを置いてあげましょう。やわらかいボールや音のなるガラガラなどが良いですよ。

また、ママやパパが向かい側で同じようにうつ伏せになるのも良いですね。顔を見合わせているだけで、ママやパパも赤ちゃんも幸せな時間が過ごせるはず。

6か月

寝返りが出来るようになっている赤ちゃんも多い時期です。背筋がしっかりしてきて、両手両足を浮かせて飛行機のようなポーズをとることもあります。

これからハイハイを促すために、出来るだけうつ伏せにして過ごすようにして、おもちゃを今までよりも少し遠い所に置いて、赤ちゃんが手を伸ばそうとするように仕向けましょう。届きそうで届かない・・という場所に置くのがポイントですよ。

置くおもちゃは、もちろん赤ちゃんのお気に入りの物。赤ちゃんが触りたい、持ちたいと思わないと手を伸ばしません。

7か月

ずり這いなどで少し進めるようになる時期です。もっと全身を使ってあそべるように、赤ちゃんがハイハイの姿勢をしているときに目に入るような位置におもちゃをぶら下げておくと、それを触ろうとして身体を持ち上げます。

壁にシールなんかを貼るだけでも良いです。手作りのおもちゃの記事でご紹介したペットボトルのガラガラなんかを壁からぶら下げておくのも良い感じ。

お座りが出来ている赤ちゃんもいるでしょう。両手が使えるようになるので、持ってあそべるおもちゃを用意してあげて下さいね。軽くて音のなるおもちゃは人気ですよ。

この時期も「いないいないばあ」は良い刺激になります。大好きな人の顔が一瞬いなくなって「あれ?」と思っていたらすぐに「ばあ!」と現れる! これを繰り返すことで「来てくれるかな??」と期待して待つようになります。赤ちゃんの様子を見ながらゆっくりとやってみて下さいね。

8か月

お座りが安定してきて座った姿勢であそぶことが増える時期です。おもちゃを口に入れてなめて感触を楽しむので、色々な素材のおもちゃを用意すると良いですよ。プラスチック、布、木、ゴムなどなど。硬い物軟らかい物など。

まだ歯が生えていないので噛み切ることは少ないですが、外れやすい小さな部品が付いている物は避けましょう。ぬいぐるみの目などのパーツもしっかり付いているか確かめましょうね。

すぐによだれでベタベタになるので、洗ったり干したりして清潔に保ちましょう。

9か月

しっかりハイハイして移動できるようになる赤ちゃんが多い時期です。発達の記事にも書きましたが、いっぱいハイハイできるように広い空間を作ってあげましょう。ハイハイすることが赤ちゃんのあそびになります。

ママやパパも隣りで一緒にハイハイしたり、前に回って呼んでみたり、クッションや布団などを丸めて置いて、障害物を作って乗り越えるのも楽しいですよ。

10か月

つかまり立ちが始める赤ちゃんが多い時期です。でも、ハイハイをまだあまりやっていない赤ちゃんは、もう少しハイハイを促してあげましょう。ハイハイのときに、お尻をグイっと持ち上げるようになってきたら、そろそろつかまり立ちの始まりです。

立ってみようかな?と赤ちゃんが思えるように、壁に貼っていたシールやぶら下げていたおもちゃの位置を少し高くしましょう。

ただ、よく転ぶ時期になるので要注意です。

更に、人見知りや後追いも始まります。ママのことが大好き!と言ってくれているのですが、ママしか関われなかったり、トイレにも行けないのは困りますね。ママは出来るだけ赤ちゃんの要求に応えながらも、パパや他の人にも気持ちが向くように言葉かけをしましょう。ママが抱っこしながら、赤ちゃんをパパや他の人の方に向けて「パパがいるね」とか「パパと〇〇しようか」など。ママが他の人と笑顔で話しているのを見せるだけでも違いますよ。

また、ママがどこかへ行くときはそっと離れるのではなく「〇〇に行ってくるからね」とか「すぐに戻ってくるからね」など声を掛けていきましょう。そして、出来るだけ早く戻ってあげましょうね。それを繰り返すことで「ママがこう言っているんだから、すぐに帰ってきてくれる」と泣かずに待てるようになります。

この時期、ティッシュなどを引っ張り出すあそびが好きになります。ティッシュは出されると困るので、透明のケースなどにハンカチを詰めて渡してみてください。夢中で出してあそびますよ。まだ元には戻せませんが・・。

11か月

つかまり立ちが安定し、伝い歩きも始める赤ちゃんが多い時期です。まだまだ歩くまでにはハイハイも促したいところ。障害物はもちろん、トンネルなんかにも興味を持ち始めます。

おうちでトンネルを作るのは難しいと思われがちですが、完璧でなくても良いんです。例えば、段ボールを上下開けてしまって、倒すだけでも十分。赤ちゃんがくぐれれば良いのですからそこまで大きいものでなくても大丈夫。始めのうちは、距離も短くて良いので、段ボールはぴったりです。

慣れてきたら、今度は家具を壁から少し離して置き、そこに布団などをかぶせるだけでもトンネルの出来上がり! 反対側から「ばあ」と言ってあげると、喜んでハイハイしてくぐってくれますよ。低いテーブルも良いですね。

  

そして、つかまり立ちや伝い歩きが始まっている赤ちゃんは、安定して立てるように、つかまって立ちやすい柵や家具などを置きましょう。おもちゃを置く位置も工夫しましょうね。

1歳

一人立ち、そして歩き始める赤ちゃんが多い時期です。立とうとする気持ちを大切に、頭を打ったりしないように家具などの配置には気を付けましょう。足元も注意です。

この時期、フラフラと立ったり歩いたりする姿にハラハラしてしまって、つい手を出したくなりますが、なるべく手は出さずに見守りましょう。自分で立ち上がることがバランス感覚を養って、上手に歩くことにつながります。

ママやパパはひたすら応援に徹して、出来たら「すごい~!」と褒めましょう。赤ちゃんの自信につながります。

バランスを取ってフラフラ歩いている時期は、ボールなどを転がして見せても追いかけられません。それよりも、大きな箱や大きな車などがあると楽しめます。箱や車を押して歩いたり、中に入ったり出たりするのも喜んでやりますし、これも身体の発達に良い刺激になります。

※発達には個人差がありますので、月齢については、あくまでも参考としてお考えください。

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